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【小 暑】2017年7月(第85回)

7月に入り、梅雨空が続いています。
夏本番に向けて水不足にならないよう
雨はたっぷり降ってもらいたいですが、
七夕の日には晴れてほしいですね。

 

毎月素晴らしい作品を届けて下さるK様より
初夏を彩る花々の作品が届きましたので
ご紹介いたします。

小暑01

7月初め梅雨も残り、暑さはまだまだの様子を
言うそうですが、後半梅雨明けには本格の暑さが
やって来る。
その暑い中、葛飾区の水元公園へ行ってきました。

小暑02
 
デンタータラベンダーです。

小暑03

「アプチロン夏の夕日を返しくる」

我が家で咲いたアプチロン(通称チロリアンランプ)

小暑04

「Tシャツは青空の色夏の朝」

S宅のムクゲです。

小暑05

「Tシャツは青空の色夏の朝」

梅雨明けの真夏の太陽に負けずに咲く、朱紅色の
異様な花トリトマです。

小暑06

「何もかも美しく見え梅雨明くる」

TVで水元公園の「オニバス」を見て早速出かけました。
葉に特徴がありました。

小暑07

「木洩れ日やその名を知らぬ草の花」

オニバスの花は地味でした。

小暑08

「今宵また百合の香りに誘はれし」

百合:ローヌです。

小暑09

 

「立札の多き公園百合の花」

村上団地脇の西公園林間に、数年前から
百合畑が市民を楽しませております。

 

七夕といえば願い事ですが、今年の短冊には
何を書きましたか?
あるところの調査によると、願い事で1番多いのは
「家族みんなが健康で過ごせますように」だそうです。
ちなみに、「宝くじが当たりますように」は堂々の
3位でした。
皆さんの願い事が叶いますように…。

 

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病棟コンサート(二胡演奏)

病棟コンサートを行いました。

 

本日は二胡演奏・・
“和楽会”の皆様です。

病棟コンサート二胡演奏1

ご多忙の中、スケジュール調整をしていただき、
今日の日を迎えることができました。
二胡とは・中国の伝統的な二本の弦の擦弦楽器です。
二胡の奏でる音色は独特で、静かなやさしい音色。

 

さくら・エーデルワイス・浜辺の歌・
上を向いて歩こうとみなさんのお馴染みの
曲を演奏いただきました。
自然と手拍子がおこり、
口ずさむ方もおられました。
急遽、アンコールの声があがり、
“ふるさと”を演奏いただき、
御見舞のご家族も一緒に
お楽しみいただきました。

病棟コンサート二胡演奏2

音楽って不思議な力があるんですね・・
そのメロディーに、いろいろな思い出が
自然に湧き起こり、楽しかったことや
苦しかったこと・・
一瞬にして、その時代に想いが馳せ巡ります。

 

きっと、みなさんの胸の内にふるさとの
あの懐かしい風景が蘇ったのでは・・・
とても静かな午後に、
とても素敵なコンサートを
行うことができました。

病棟コンサート二胡演奏3

和楽会の皆様には、
通所リハビリでも演奏いただきました。
和楽会の皆様、本日は本当にありがとうございました。

 

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【芒 種(ぼうしゅ)】2017年6月(第84回)

梅雨入り間近となり、紫陽花がポツポツと花を
咲かせ始めました。
雨の季節に見頃を迎える紫陽花は、可愛さの中にも
凛とした逞しさを感じさせますね。
毎月素晴らしい作品を届けて下さるK様より
今月の作品が届きましたのでご紹介いたします。

芒種01

芒 種(ぼうしゅ)とは、
六月上旬にくる、二十四節気の呼び名ですね。
稲など穂の先の尖った作物(芒)の種を蒔く頃を
意味するのだそうですね。
水・鳥・紫陽花を展示しました。

芒種02
 
「紫陽花に風の重さの見えてきし」

紫陽花 三種~三題です。

芒種03

「紫陽花に折々の色ありにけり」

芒種04

「紫陽花の日ごと濃くなる朝散歩」

芒種05

「覗きゐる鴫(しぎ)の脛(すね)打つ梅雨明かり」

水田で餌を探すセイタカシギです。

芒種06


芒種07

「万緑の水の底までつづきけり」

群馬県沼田市の「吹割の滝」です。

芒種08

ゴイサギが鮎を銜(くわ)えた瞬間です。

 

雨の日には欠かせない傘ですが、出かけた先に
置き忘れた経験をお持ちの方も多いのでは?
電車だけでも年間で30万本ほどの傘が
忘れ物として届けられているそうです。
梅雨時の大事なパートナーですので、迷子に
させないよう気を付けたいものですね。

 

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保育室「鯉のぼり(後編)」

前編からの続きです)

 

4.3歳児は両面模様の折り紙を使って、表情の違う
“うろこ”をつくりました。
三角を少しずらして貼っていくのが、ポイントです。

鯉のぼり3

5.4歳児はデカルコマニーで”うろこ”を表現しました。
絵の具をたっぷりと。
画用紙に模様をつけます。
それを二つ折りにすると、左右対称の
きれいな模様が生まれてきます。
絵の具の色の選び方で、雰囲気がガラリと
違うものになります。
自分だけのオリジナル。ちょっと得意気でした。

 

6.5歳児はステンドグラスをイメージした”うろこ”。
三角の枠の中にいろいろな色の折り紙を
張っていきました。
自分の色を選ぶ!
選ぶという作業は、簡単そうで
とても考える作業なのですね。
真剣な表情が教えてくれました。

 

7.完成した鯉のぼりをもってパチリ。
右から1歳児2歳児3歳児です。
一生懸命につくった鯉のぼり。
自慢げに、また大切に持ち帰りました。

鯉のぼり4

 

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保育室「鯉のぼり(前編)」

1.0歳児は、初めての手形スタンプに挑戦しました。
手全体に絵の具が付くと、とっても不思議!
保育士と一緒にぺたっ!!
かわいらしい、手形のうろこができました。

鯉のぼり1

2.1歳児は、これまでの指スタンプから、シール
貼りへと指先でできることが増えました。
まだ、大きなシールを使っていますが、これから
どんどんシールも小さくなって、細かい指の動きが
できるようになっていきます。

 

3.2歳児は、絵の具のついたビー玉を色画用紙の
上で転がします。
両手で箱を握って、斜めにしてはビー玉が
コロコロ、コロコロ。
転がして模様ができていく様に、真剣な顔が
笑顔に変わっていきました。

鯉のぼり2

(後編へ続きます)

 

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医療講演会「健康寿命を伸ばそう、フレイルに打ち勝とう」

5月17日(水)14時より
安宅「道順庵」さんで医療講演会を開催しました。

 

テーマと担当は
「健康寿命を伸ばそう、フレイルに打ち勝とう」
(救急科部長:田仕雅洋医師)です。 

医療講演会1
本講演会は、4月に当院に入職の
田仕医師が前任地の北海道でも
精力的に取り組んでいた内容です。
八千代市でもぜひ皆さんに
健康で長生きしてもらいたい
と企画されました。
最初に、
平均寿命と健康寿命の違いについて。
またフレイルというのは高齢期に生理的予備能力が低下した状態のこと。
筋力の低下、骨粗鬆症等で転倒しやすい。
寝たきりというのが一番顕著なフレイルです。
精神的なものでは認知の低下のことであり、認知症が代表的症状。

医療講演会2
よく言われる「ピンピンコロリ」
というのは男性に多い、
女性はそうはいかず
介護を必要とする期間が
男性より長いとのこと。
女性の参加者が多かったので、
皆さん「ふーん」と
ちょっと不満気な様子。
女性がそれだけ、丈夫で強いという事だそうです。
予防するには、食生活の改善、適度な運動、社会生活が大事。
筋肉を作るために高齢になると避けがちな(肉類)を
1日50グラムはとり、他のものはバランスよく摂取すること。
骨折のリスクを避けるためにはビタミンDを多く取り、太陽をたくさん浴びる事。
他にも、減塩のために「醤油をかけない」
「コンビニ弁当は味が濃いのでたべない」
「糖質が吸収されにくいものから食べる→三角食いは禁止、
穀類は最後など。」
今まで、常識と思っていたこともそうではないとわかり、
目からウロコ状態。
皆さん、うんうんと深く頷いておられました。

医療講演会3
そして、適度な運動
座っている時の姿勢、
猫背はいけない
ということで、皆さん
急に姿勢が良くなりました。
スクワットのやり方
(椅子に座る5センチ上の姿勢を15秒続ける)
正しいウォーキングのやり方、
なんと歩くだけでは肥満には効果があるが筋肉はつかないとのこと。
正しい姿勢で、歩幅を10センチ広げ、太ももを上げて歩く。
などなど・・・
社会生活では女性は薄化粧やお洒落をする、
女子会(カラオケ・井戸端会議)をする。
男性は退職後町内会、老人会の役員をして人と話す、
お金の管理をすること。

 

まとめとして
肉を食べ、筋肉トレーニングをして社会と積極的につながりを持つ。
太り過ぎはダメだが、痩せないこと。
「今すぐ始めましょう!!」
という事で
1時間の講演はあっという間に終わりました。

 

講演会後の感想は
「先生のお人柄が伺える大変素敵な講義でした。」
「とてもわかりやすく、楽しく学ばせていただきました。」
「とても良いお話で、もっと聞きたいと思いました、また機会があれば参加したいです。」
笑いを交えた田仕先生の講演は大好評の内に終了しました。

 

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病棟ミニフォトギャラリー(写団光友さま)

写真サークル「写団光友」さんご提供による
病棟廊下のミニギャラリーの作品が入れ替わりました。
力作揃いの作品をどうぞお楽しみください。


病棟ミニフォトギャラリー1

タイトル:花 絨 毯
撮影者:若林 一美
コメント:春風の贈り物

病棟ミニフォトギャラリー2

タイトル:花に誘われて
撮影者:晴山 幾子
コメント:池の湖面に姿を見せてくれたので パチリ。


病棟ミニフォトギャラリー3

タイトル:函館山夜景
撮影者:桑島 美枝子
コメント:山頂からのながめは 
今も昔も宝石箱のように美しい。


病棟ミニフォトギャラリー4

タイトル:芝 桜
撮影者:末沢 宏
コメント:一面のピンクのじゅうたんは圧巻でした。

病棟ミニフォトギャラリー5

タイトル:菜の花電車
撮影者:西村 功
コメント:いすみ鉄道の東総元駅付近でとりました。
菜の花が満開でいい時期でした。

 

「写団光友」さんは、メンバーの方のご好意により、
3ヶ月サイクルで作品を病棟の廊下に展示して
下さっています。
お時間のある時にはぜひ病院へお越しになり、素晴らしい
作品の数々をご鑑賞下さい。

 

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保育室「キャロットハント(幼稚園児編)」

ピーターハウスのイースター!
キャロットハント。幼稚園に通っている子供たちは
おやつを食べた後に、ウサギに変身。

キャロットハント幼稚園児1

保育室の前庭の花壇や、植え込み
ログハウスの中から「みつけたぁー」と
ニンジンをもって保育士のところに駆け出してきました。

キャロットハント幼稚園児2

春爛漫、かわいいウサギたちは、ニンジンを見つけて
最高の笑顔を見せてくれました。

キャロットハント幼稚園児3

 

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【夏めく】2017年5月(第83回)

新緑の青葉が眩しい季節になりました。
爽やかな風の中、いつもより遠くまで
散策したくなりますね。
毎月素晴らしい作品を届けて下さるK様より
今月の作品が届きましたのでご紹介いたします。

夏めく01

気候も暖かくなり、自然や人々の装いにも
夏のきざしが見えてきました。
特に高齢者にとっては待ちに待った五月です。
田畑の様子や、この季節の花々を集めてみました。

夏めく02
 
「車椅子百万本のバラの中」

京成バラ園での撮影

夏めく03

「大棚田涼しく水の行きわたる」

房総鴨川市の「大山千枚田」の水を張った、田植え前の
景色です。

夏めく04

「植田はや風にも緑生まれたり」

草ぶえの丘の麓(ふもと)から印旛沼の間、鹿島干拓地の
田植え後の風景です。

夏めく05

「薔薇咲くや己の色を誤たず」

旧古河庭園での歴史ある薔薇の名花「ピース」です。

夏めく06

「ひと夜さの雨の錘(おもり)の花菖蒲」

「水郷潮来あやめ園」の花菖蒲です。
開花期は、あやめ は、4月中旬~下旬、
杜若(カキツバタ)は、5月上旬~中旬、
花菖蒲 は、5月下旬~6月中旬です。

夏めく07

「満開のつつじ社を隠しけり」

東京文京区の「根津神社の躑躅(つつじ)」です。
小高い丘がつつじで埋もれて神社の鳥居も
見えなくなるほどです。

 

5月は新茶の季節でもあります。
「八十八夜」とは、立春から数えて88日目とされる
5月2日頃の事で、この日に摘んだお茶を飲むと
1年間無病息災でいられるとか。
美味しい新茶で元気をもらい、
毎日楽しく過ごしたいですね。

 

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保育室「キャロットハント(後編)」

前編からの続きです)

 

2.2歳児クラスは、ウサギに変身したら、
ぴょんぴょんぴょんと両足で花畑や前庭を進みます。
跳びながら前に進むのは難しかったようですが、
保育士やお友達の「ぴょんぴょん」が聞こえてくると、
前に前へと進もうとする姿が見られました。

 

3.花畑の裏にあるニンジン畑で「どれにしようかな?」
ニンジンを引き抜くと、 「にんじん、とれた!」と
笑顔とともに、ちょっと困った顔の子供達。
(ニンジンどうするの?)
まさか、あまーいお菓子なんて思えなかったようです。

 


キャロットハント4


キャロットハント5

4.2歳児はウサギに変身したまま、
散歩に出かけました。
イングリッシュガーデンで遊ぶ姿がとっても
かわいらしくてピーターラビットの仲間たちのいる
野原にいるようでした。
(4月2日に2歳。来年の3月までに
3歳になる子供たちを2歳児と呼びます。)

(注)写真には、他クラスの子供も
映っている場合があります。

キャロットハント6

 

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