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病棟コンサート(コロナ仕様)を開催しました

梅雨明けの抜けるような青空
窓から見える空の気持ちよさに感激します。
外は猛烈な暑さで熱中症の心配で大変ですが、
病棟は快適な涼しさです。

 

コミュニティクラブでは、コロナ前まで
入院中の患者さんに楽しんで頂くことを目的に、
病棟ディルームで定期的に病棟コンサートを
開催していました。

 

フルートやピアノ、ケーナなどの楽器演奏や
歌披露、フラダンス、手品など、患者さんの
心に少しでも届き、療養中の癒やしになればと
継続的に活動してきましたが、長らく感染症
予防のため、中止せざるを得ませんでした。

 

今回、無観客開催(?)はできないかという
話から久しぶりのコンサート開催にこぎつける
ことができました。

 

今までは演奏を楽しむために患者さんに病室から
ディルームに集まっていただきましたが
今回は密になるのを防ぐため「それぞれの居室で
流れてくる音色を楽しんで頂く」ことで
久しぶりの開催となりました。


 

ご覧の通り、無人の観客のディルーム。
電子ピアノを演奏する音楽療法士の木村さんが
皆さんに楽しんで頂く為に曲目を考えました。
意外な音響効果のある廊下を通して、病棟の端々に
演奏は届きます。

 

・子犬のワルツ
・星に願いを
・見上げてごらん夜の星を
・川の流れのように
・渚のアデリーヌ など夏らしい涼し気な選曲でした。


 

通りがかりの患者さんは車椅子を止めて最後まで
聞いてくださいました。皆様のお部屋を覗くと、
曲目に合わせ頭を動かしている方や聞き入っている方
(気持ちよくお休みになっていたかも?)


 

それぞれに楽しんでいただけたように思います。
次回開催時にはこの状態が良くなり、皆さんに直接
聞いていただきたいと。

 

ですが、こんな状態でも開催して皆さんに楽しんで
いただけたことが私達のモチベーションとなりました。

 

次回は10月、楽しみにしていてくださいね。