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フォトギャラリー「第71回 山笑う」

吹き抜ける風が心地よく感じられる季節になりました。
初々しい萌黄色をした若葉が一日毎に力強い緑色に移り変わっていきます。
K様より彩り豊かな今月の作品が届きましたのでご紹介します。

山笑う1-1
明るい緑に包まれ、花が咲き、生気あふれた春の山。
日差しも強く陽炎う晩春、この季節の花や鳥です。

 

 

 

 

 


山笑う1-2
「聴きなれぬ鳥声見上げ春惜しむ」

 

春に東南アジアから来るキビタキです。
「故郷は今新緑に囲まれて」

 

印旛沼鹿島干拓から見た「飯野(草ぶえの丘)」の新緑です。

 


山笑う1-3
「初夏の風を入れたる大樹かな」

 

印旛栄町「龍角寺」大楠の若葉です。

 

 

 

 

 


山笑う1-4
「柱の疵今年も伸びた子どもの日」

 

子供の日の大網海道「昭和の森」でのスナップです。

 

 

 

 


山笑う1-6
「芍薬(しゃくやく)に足を止めたる長屋門」

 

「頬撫づる風ありにけり5月来る」

 

石楠花(しゃくなげ)と芍薬(しゃくやく)です。

 

 

 


山笑う1-7
「藤の花咲きくだりつめ雨あがる」

 

あやめを見に行ったはずが、このような立派な藤に出会いました。

 

 

 

 


山笑う1-8

「藤の花輪唱のごと揺れにけり」

 

潮来の「水生植物園」はあやめがちらほら、菖蒲にはまだ早い時期でした。

 

 

 

 

5月の活気に満ちた空気に包まれると、新しい出会いが待っているような気分になりますね。
爽やかで過ごし易いこの時期、お出かけの際にはいつもより少し遠くまで足を延ばしてみてはいかがでしょうか。