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コミュニティクラブ「医療講演会」

8月4日木曜日、中志津自治会のお招きにより医療講演会を開催いたしました。

 

講師は当院の眼科・狩野医師。
テーマは“高齢者に多い目の病気”。

 

眼の健康は日常生活でとても大切なこと。

 

みなさん、関心度の高いテーマなので、お暑い中たくさんの方にお集まりいただきました。

医療講演会1-1

 

まずは、身近な白内障から。
加齢によるもので、致し方無いもの。
今は医療技術が進み、痛みも殆ど無く30分程の手術で、視力が回復でき、手術で挿入した眼内レンズは一生もの。
やはり・・手術時期を見極めるのは検診が一番です。

 

次は、緑内障について。
緑内障は・・・とても多い病気で無症状のまま進行していることが多く治る病気では無く、なにより進行予防が大切。
やはり早期発見のためには検診が大事ということです。

 

*糖尿病性網膜症について
まずは・・・糖尿病をコントロールすることが大切。
今現在は症状がなくても、過去の糖尿病の状態が影響するとのこと。定期的な眼科受診が明暗を分けるようです。

 

*加齢黄斑変性について
加齢により増える老廃物により、目の中心部分が障害される病気。
予防には・・どの病気にも共通の禁煙・バランスの良い食事が重要。

 

最後に
*飛蚊症について
生理的飛蚊症と病的な飛蚊症。
網膜剥離の前兆のこともあるとのこと。

 

先生のお話をお聞きして、年を重ねることにより、しわや白髪が増えるように目の病気は避けて通れないものかもしれませんね・・・
健康な目の状態が少しでも長く保てるように定期的な検診により早期発見・予防がとても大切と痛感しました。

 

日々の生活の中で、目の疲れや市販されている目薬についての質問にも、先生からとても丁寧にお答えいただきました。

 

“とてもよく理解できた” “とてもわかりやすかった”という感想をたくさんいただきました。

 

いつも熱心に傾聴くださる中志津自治会の皆様本当にありがとうございました。

医療講演会2-1