当院には、看護教育委員会があり、現任教育として働いている看護部
(看護師・准看護師・看護助手・クラーク)の教育を主として活動して
いますが毎年、中学生や高校生を対象にふれあい看護体験を実施しています。
今年度も7月27日、8月3日、8月29日の3日間にふれあい看護体験を行い、
近隣の高校生の参加がありました。また、9月5日には、近隣の高等学校で
出前授業を行いました。
一部ですが今年度行ったふれあい看護体験の内容をご紹介したいと思います。
看護体験は、看護師のユニホームに着替えてから行っていきます。
学校の制服からユニホームに着替えて、気持ちも切り替えていきます。
看護師って何する人?看護師の役割は?資格を取るためにはどうするの?を含め、
看護師が行う業務の説明や必要性・手順などの座学を行いました。その後、
看護業務の中から『バイタル測定』『採血』『包帯法』などの体験を行いました。
体験では、初めて触れる医療機器や用具ばかりでしたが自ら関心を持ち
積極的に参加できていました。参加した高校生は、笑顔が素敵で参加態度もよく、
とても好感がもてました。
体験の最後には、ユニホームで写真撮影や座談会を行い、参加者からは、
「看護師になりたい気持ちが強くなった。」「初めてのことばかりだったが
楽しかった。」「包帯法ができるようになって嬉しい。」などの感想を
聞くことが出来ました。
このような言葉が聞けて、私達もとても嬉しい気持ちになりました。
普段、接することが少ない高校生との関わりは、自分たちが看護師を目指して
いた頃の気持ちを思いだし、新鮮で楽しい良い時間でした。
参加者の中から、未来の看護師が多く誕生することを願い、
今後もふれあい看護体験などの活動を継続していきたいと思います。
**開催にあたり、ご協力いただいた方々へ感謝申し上げます**
看護教育委員会 近藤 由美